出典:ファーメランタ
石川に拠点を置くファーメランタは、化学合成では作ることが難しい希少な天然由来成分を、合成生物学により生産する技術の事業化を進めている。
対象は、アルカロイドやフラボノイド、カロテノイドなど、構造が複雑で、天然資源への依存から供給やコストに課題を抱えてきた高付加価値成分だ。
3月にサンフランシスコで開催されたFuture Food-Techで代表取締役CEOの柊崎(ふきざき)庄吾氏は、自社の取り組みを「サプライチェーン課題の解決」だとFoovoに語った。
高付加価値な天然成分を狙う理由

柊崎庄吾氏 Foovo(佐藤あゆみ)撮影
ファーメランタは、化学合成では作ることが難しい天然の複雑な有用成分を、合成生物学で開発する石川県立大学発のベンチャー企業で、2022年に設立された。
同社の強みは、天然資源に依存して高止まりしている希少で高付加価値な成分を、微生物発酵により安定的に生産する技術にある。
大腸菌内で目的の代謝産物を生み出す改変型生合成経路を構築し、20以上の外来遺伝子を1菌体に導入し、発現させる多段階遺伝子導入技術を確立している。
こうして作製した微生物を「ミニ工場」とし、バイオマス由来原料を用いて微生物を培養し、目的の有用成分を作らせ、分離・精製している。このプロセスは精密発酵に位置付けられるが、同社が対象とするのは、ホエイやカゼインなどの汎用的な乳タンパク質ではなく、化学合成では作りにくい複雑で希少な天然由来成分だ。
インタビュー実施日:2026年3月20日 米国サンフランシスコにて
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アイキャッチ画像の出典:ファーメランタ





















































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