Foovo Deep

Helaina、精密発酵によるラクトフェリンの商用化へ移行、機能性食品参入に意欲

 

アメリカのバイオテック企業Helainaは、精密発酵によるラクトフェリンの生産について、研究開発フェーズから大規模な商用化に向けて移行する準備ができていることを発表した。

Helainaが開発したラクトフェリンは、ウシ由来のラクトフェリンではなく、酵母を活用した精密発酵技術で生成されたアニマルフリーな成分となる。

2019年の設立以来、Helainaは母乳タンパク質で乳児用調製粉乳市場に変革を起こすために取り組んできた。同社は現在、母乳タンパク質による乳児用調製粉乳に加え、免疫強化を求める消費者の需要にこたえるべく、機能性食品事業へと取り組みを拡大しようとしている。

ここから先は有料会員限定となります。

読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。

すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。

 

関連記事

アイキャッチ画像の出典:Helaina

 

関連記事

  1. 食品製造で発生する廃糖水で菌糸体粉末を作るHyfé Foodsが…
  2. コーヒー豆の品質評価を自動化するDemetriaが約3億2千万円…
  3. 牛乳の全成分を含んだ培養ミルクを開発するカナダ企業Opalia
  4. 培養肉企業21社の生産工場・稼働状況まとめ-2022年11月時点…
  5. ゲノム編集で熱帯作物の栽培効率を高めるTropic Biosci…
  6. 乳業大手フリースランド・カンピーナ、精密発酵投資を中止|二極化す…
  7. 欧州で広がるRedefine Meatの代替肉、現地レストランで…
  8. 米The Better Meat Co.がマイコプロテインに対し…

おすすめ記事

【現地レポ】Quornのマイコプロテインを食べてみた@シンガポール

栄養を含んだ培地で糸状菌を培養して増やしたバイオマスをマイコプロテインという。「…

FDA、GOOD Meatの培養鶏肉の安全性を認める Upside Foodsに続き世界で2社目

米イート・ジャストの培養肉部門GOOD Meatは21日、同社の培養鶏肉について…

インポッシブル・フーズの大豆レグヘモグロビンをEFSAが安全と判断:GMOパネルが結論を発表

米インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)の大豆レグヘモグロビ…

Betterland foodsがパーフェクトデイのアニマルフリーなホエイタンパク質を使ったチョコレートバーを発売

持続可能性を重視した食品を開発するスタートアップ企業のbetterland fo…

雪国まいたけ、新製品「キノコのお肉」を発売|海外で拡大するキノコ由来の代替肉開発

新潟を拠点とするきのこ総合メーカーの雪国まいたけは先月18日、マイタケを使用した…

フィンランドの研究チームが細胞培養コーヒー生産に関する論文を発表|コーヒーの持続可能なエコシステム構築に向けて

フィンランド技術研究センター(VTT)の研究チームは、コーヒーの持続可能なエコシ…

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

▼聞き流しフードテックニュース▼

 

 

 

精密発酵ミニレポート発売のお知らせ

最新記事

【FoovoBridge】日本のフードテックニュースを海外へ発信する英語サイト

▼メルマガ登録はこちらから▼

フードテックの海外ニュースを週1回まとめてお届けしております。

 

▶メールマガジン登録はこちらから

Foovo Deepのご案内

Foovoの記事作成方針に関しまして

Foovoセミナー(年3回開催)↓

精密発酵レポート・好評販売中

マイコプロテイン・菌糸体タンパク質レポート好評販売中

2025年・培養魚企業レポート販売開始

フードテックを理解するのに役立つ書籍

夢の細胞農業 培養肉を創る

夢の細胞農業 培養肉を創る

羽生雄毅
1,760円(11/17 16:14時点)
Amazonの情報を掲載しています
培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

培養肉とは何か? (岩波ブックレット)

竹内 昌治, 日比野 愛子
572円(11/17 02:54時点)
発売日: 2022/12/06
Amazonの情報を掲載しています
フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義

田中宏隆, 岡田亜希子, 瀬川明秀
1,782円(11/17 06:24時点)
発売日: 2020/07/23
Amazonの情報を掲載しています
マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

マッキンゼーが読み解く食と農の未来 (日本経済新聞出版)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人
1,980円(11/17 22:15時点)
発売日: 2020/08/22
Amazonの情報を掲載しています
クリーンミート 培養肉が世界を変える

クリーンミート 培養肉が世界を変える

ポール・シャピロ
1,782円(11/17 14:16時点)
発売日: 2020/01/09
Amazonの情報を掲載しています
培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

培養肉の入門書: 趣味・興味・投資・事業の入り口に 培養肉シリーズ

石井金子
698円(11/17 01:33時点)
発売日: 2022/02/20
Amazonの情報を掲載しています
PAGE TOP