食品廃棄物を有効利用して代替パーム油、代替メチルセルロース、代替ミルク、ジュースなどを開発するアップサイクルが確認される中、米Optimized Foodsはユニークな取り組みで細胞培養キャビアを開発している。
Optimized Foodsは、培養キャビアの開発で使用する足場として、菌糸体を活用した独自の食用足場・MycoCarrierプラットフォームを開発した。菌糸体足場の生成に食品廃棄物や農業廃棄物を活用しているため、同プラットフォームを使用することで、「食品廃棄物や農業廃棄物をアップサイクルして利益率の高い、健康に良い持続可能な食品に変換」することができるという。
同社によると、1トンの食品廃棄物を約300キログラムの栄養のある食品に変換できるという。
独自の菌糸体足場を活用した細胞培養キャビア
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アイキャッチ画像の出典:Optimized Foods