出典:オイシックス
未利用資源のアップサイクルに取り組むスタートアップらが設立した、一般社団法人アップサイクルフード協会の設立発表会が10月28日に都内で開催された。
同協会は、アップサイクルの定義の明確化、生活者や事業者が信頼できる認証制度や事業環境の整備、市場形成や認知拡大に取り組む。グリーンエースなどアップサイクルに取り組むスタートアップ3社を中心に設立された。
アップサイクルとは、リサイクルではなく、未利用資源に新たな付加価値を持たせ、価値の高い、別のモノに生まれ変わらせることをいう。
リサイクルやリユースという言葉は広く認知されているものの、1,564名を対象とした同協会の意識調査では、「アップサイクル」という用語を聞いたことがある人は26.9%にとどまっているという。
未利用資源を活用した食品開発に向けて、フードテック官民協議会は2025年6月、新たにアップサイクルフードワーキングチームを始動した。今回、アップサイクルを新たな産業に育て、社会実装を推進することを目的として、協会設立にいたった。
「サステナブル」は購買動機にならない

出典:ORYZAE
環境省によると、2024年度に国内で発生した食品ロスは約461万トンに上り、これに伴う温室効果ガス排出量は978万トン(二酸化炭素換算)と推定されている。
捨てられたり、規格外で未利用とされたりする食材の活用は意義があるものの、開発された商品が消費者に届き、継続的な購入につながらなければ、事業として成立させるのは難しい。
同日開催されたパネルディスカッションでは、アップサイクルに取り組む企業や行政が登壇し、現在の課題について議論した。
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