出典:JUST Egg
植物性の代替卵を開発する米イート・ジャストが欧州市場での小売販売を実現した。
プレスリリースによると、緑豆タンパク質を使用した代替卵「JUST Egg」は今月14日から、ドイツのベルリン、フランクフルト、マインツなどの地域にあるREWE約280店舗で取り扱いが開始された。今年後半にはさらに多くの小売店への導入が予定されている。
昨年8月にイギリスのオンラインスーパーOcadoでまもなく販売と報じられたが、FoovoがOcado公式サイトで検索した限り、取扱いは確認できていない。
今回のプレスリリースではドイツ進出を「欧州展開の最初の一歩」と位置付けており、発表ベースでは欧州での最初の小売展開とみられる。
代替卵ブランド「JUST Egg」が欧州上陸

出典:JUST Egg
イート・ジャストは2019年にアメリカで発売以来、5億個以上のJUST Eggを販売してきた。アメリカ以外にも、シンガポール、中国、カナダなどグローバルに展開されてきた実績のある代表的な代替卵ブランドだ。
欧州では、2021年に欧州食品安全機関(EFSA)がJUST Eggの緑豆タンパク質は新規食品要件において安全だと認め、翌2022年4月には欧州委員会が承認を発表した。
ドイツのスーパーに導入されたのは、340mLの液状の代替卵製品。スクランブルエッグやオムレツのほか、フレンチトースト、パンケーキ、キッシュ、ケーキにも使用できる。
同社は代替卵のほか、シンガポールで細胞性鶏肉(培養肉)「GOOD Meat 3」の小売展開を継続するほか、昨年11月には全米のウォルマートで植物性チキン「Just Meat」を発売した。
プラントベース化を進める大手小売REWEグループ

出典:JUST Egg
REWEグループはドイツを拠点に21ヵ国に展開し、その傘下のREWEはドイツ国内でスーパーやコンビニなど3800を超える店舗を展開する。
欧州のフードテック関連ニュースで頻繁に登場する小売企業であり、2024年4月にはビーガン専門のスーパーマーケットをドイツに開設した。
これまでFoovoで紹介した、海藻・植物由来の代替ツナ、3Dプリンタ・マイコプロテインによる代替サーモン、代替チョコ、麹菌由来のクリームチーズなど多くの製品を導入してきた。REWEグループは多くの製品でプラントベースへの移行を進めており、その方針を踏まえると、国際的に実績のあるJUST Eggの採用は自然な流れとしてとらえられる。
なお、現時点でREWEのオンラインサイトではJUST Eggは検索では表示されないが、プレスリリースにはREWE取扱い全店舗の一覧がパスワードと共に掲載されている。
※本記事は、プレスリリースをもとに、Foovoの調査に基づいて独自に執筆したものです。出典が必要な情報については、記事内の該当部分にリンクを付与しています。
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アイキャッチ画像の出典:JUST Egg



















































